「常時マスクでむしろコロナ感染リスクが高まる人」の特徴その1|神戸で除菌・抗菌の事ならS.Tコーポレーション
2022/02/27
コロナ感染対策のためのマスクがかえって感染リスクを高める原因になる可能性がある。歯科医の照山裕子氏は「マスクをしていると息苦しくて、つい口呼吸になる事があり、ばい菌やウィルスが体内に入りやすくなる。またマスク下で口の周りの筋力が低下すると、感染症にかかりやすくなるだけでなく、誤飲・誤嚥の増加やほうれい線が深くなる事にもつながると警鐘を鳴らす。
「常時マスクでむしろコロナ感染リスクが高まる人」の特徴その1
|神戸で除菌・抗菌の事ならS.Tコーポレーション
マスクをすると感染しやすくなる⁉|神戸で除菌・抗菌の事ならS.Tコーポレーション
新型コロナウィルスによる感染症が拡大してから、多くの方がマスクをする様になりました。しかし、マスクだけではウィルスの感染を防ぐ事はできません。東京大学医科学研究所が発表したデーターによれば、ウィルスを吸い込む側に人が布マスクを着用した場合、着用しなかったときに比べて吸い込む量が60~80%に低下したとされています。
これは逆に言えば、マスクをしていても60~80%くらいのウィルスは吸い込んでしまうという事です。また、マスクを常にすることによって、かえって感染症のリスクが高まる可能性があります。
マスクをする事で、「口呼吸」をしてしまう人が増えるからです。
皆さんも、マスクをしながら外を歩いていると、息苦しくなって、ついつい口呼吸してしまっているのではないでしょうか。口で呼吸しているか、鼻で呼吸しているかは、感染症対策においては、マスクをするか、しないか以上に大きな違いがあります。
例えば、福岡のある小学校では、生徒の口呼吸を鼻呼吸に変えるトレーニングをしただけで、インフルエンザにかかる子供が40%から5%に激減したという調査結果があります。
鼻は「天然のマスク」|神戸で除菌・抗菌の事ならS.Tコーポレーション
私達は普段鼻で呼吸しています。
鼻の中にはたくさんの鼻毛が生えているほか、常にネバネバした粘液(いわゆる鼻水)が出ています。
鼻毛や鼻水が、ばい菌やウィルスをからめとり、それ以上体の中に侵入するのを防いでいるのです。また、鼻の中には細かい血管が張り巡らされていて、吸い込んだ空気をすぐに温め、加湿する効果もあります。
加湿されることにより、高温・高湿な状態が苦手なウィルスの増殖を防いでいるのです。これらの効果は絶大で、空気と一緒に入ってくるばい菌を70%ほどはカットしてくれます。
つまり、鼻呼吸は、「天然のマスク」の役割を果たしているという事です。口で呼吸するのは、この「天然のマスク」を外してしまうのと同じ。ばい菌やウィルスが体内に入り放題になっているのです。
もちろん、だからと言ってマスクをしなくても言い訳ではありません。
マスクは、自分や他人への飛沫感染を防ぐだけでなく、「接触感染を防ぐ」という役割も大きいです。実は、私達は普段、自分が思っている以上に口や鼻、目などを指で触ってしまっているのです。それにより、指に付着していたばい菌やウィルスを自分で粘膜に運んでしまっているのです。マスクをしていれば、そうした接触感染を防ぐことが出来るというわけです。
では次回は、口呼吸のデメリットをご紹介します。お楽しみに!!