お口の中は細菌がいっぱい|除菌・抗菌の事ならS,Tコーポレーション
2021/11/23
お口の中は細菌がいっぱい
お口の中には、300~700種類の細菌が生息しているとされています。
歯を良く磨く人で、1000~2000億個、あまり歯を磨かない人では、4000~6000億個、さらには殆ど磨かない人では、1兆個の細菌が住み着いていると言われています。
母親のお腹の中にいる胎児は、無菌状態の羊水の中で成長するので口の中にも細菌はいません。
しかし、世に生まれてきてからは、主に母親や家族からの細菌が新生児の口の中に移って定着します。
母親の口の中に、虫歯の原因となるミュータンス菌が多いと、子供に移行して虫歯になりやすい事も報告されています。
口の中の汚れや細菌は、唾液の持つ自浄作用によって洗い流されますが、加齢によって唾液の分泌量が減る事で、さらに細菌が定着しやすくなります。
口の中の細菌には、カンジタ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こす事もあります。
病気のリスクを減らすためにも、口腔ケアをしっかり行ってお口の中を清潔に保つ事が大切です。
細菌は、口蓋や舌の表面にも潜んでいるので、歯だけでなく舌や粘膜の清掃もしっかり行いましょう。