次亜塩素酸水の危険性|除菌・抗菌の事ならS,Tコーポレーション
2021/11/22
次亜塩素酸水の危険性
認可された装置で作られた次亜塩素酸水は人体に無害で、優れた殺菌剤であることは分かりました。
しかし、殺菌剤として正しい使い方をした場合です。
前に書きましたが、次亜塩素酸水として次亜塩素酸ナトリウムを希釈した次亜塩素酸ナトリウム水溶液が「次亜塩素酸水」として販売されていたり、認可された装置で作られていても正しく保管されず、移送のために時間が経ってしまった次亜塩素酸水を販売している場合もあります。
そもそも次亜塩素酸水として販売されているものは、他の消毒液の様な医薬部外品ではなく、雑貨品(ファブリーズとかと同じ)の分類で販売されています。また、首から下げるタイプの空間除菌剤(IDカードタイプ)もありますが、次亜塩素酸ナトリウムを含んでいるものや二酸化塩素が含まれている製品による火災の報告も多数あります。
そして、空間除菌に関してですが、次亜塩素酸水が人体に無害な殺菌剤である検証は、皮膚、口の粘膜、食堂粘膜、目の粘膜に対してのみ行われています。吸い込むことによる、気道の粘膜への有害性は検証されていません。
この事から言える事は、「次亜塩素酸水は、空間除菌で噴霧する場合に呼吸器系の有害事象が起こる可能性がある。」という事です。WHOや厚生労働省からは、「消毒剤を人体に噴霧もしくは吸入する事は、いかなる状況であっても推奨されない。」と見解が出ています。
では、有効な消毒方法はどのようなものでしょうか?これは「手洗い」です。
手が綺麗であれば触れたところもキレイです。食事前に手洗いをすれば、気になった時に手洗いをすれば、家に帰ってきたときに手洗いをすれば、空間、、物の表面についている細菌やウィルスが体内に入る事はないでしょう。
そして、何度も手洗いをすると皮膚が荒れてきます。荒れた皮膚の表面がでこぼこし、ばい菌がつきやすく、洗い落ししずらくなります。
手洗いをしたらハンドクリームを使用し、皮膚もキレイにしておきましょう。もちろん、消毒剤も正しく使用すれば効果は素晴らしいものです。消毒剤が手に入らなければ、薄めた食器用洗剤でテーブルを拭く事でも効果はあります。
日々の生活の中で、ご家庭で使用してる消毒剤はどんなもので、どんな使用方法が効果的か一度調べてはいかがですか>
その中に、「すごい水」も候補の一つにして頂くと幸いです。