次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水の違い|除菌・抗菌の事ならS,Tコーポレーション
2021/11/19
次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水の違い
次亜塩素酸水ですが、次亜塩素酸水には本物と偽物はあるんでしょうか?
次亜塩素酸水は厚生労働省から認可された構造を持つ装置で作られた装置で作られたものを指します。
次亜塩素酸ナトリウム(ピューラックスやミルトンの主成分)という、こちらも厚生労働省から食品添加物として殺菌洗浄に使用されている物質を水で溶いて作る溶液の中でも、次亜塩素酸水はできますが、これは正規の次亜塩素酸水ではなく次亜塩素酸ナトリウム水溶液です。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、消毒した表面にアンモニアがあると化学反応を起こし、人体に有害なトリハロメタンという物質を作ります。
これは、発がん性なども報告されています。
このため、哺乳瓶の消毒で使用するミルトンの使用前後はしっかり洗浄しないといけません。
次亜塩素酸水は、この化学反応が起こらず安全に使用できます。また、厚生労働省で認められている次亜塩素酸水の使用方法は、認可されている装置で作られて、それを「流水」で使用する事になっています。
そもそも、厚生労働省の通達ではこの装置で作られた次亜塩素酸水を容器に移し替えるとこれは次亜塩素酸水とは言えないとも書かれています。次亜塩素酸水は、非常に不安定な物質で保存される環境・光・空気との接触で、容易に殺菌効果がどんどん悪くなってしまうため、移送、販売には向いていない殺菌剤です。
売られている、購入した「次亜塩素酸水」はどうやって作られたたのでしょうか?
次亜塩素酸ナトリウムを単に溶かして作られたものではないでしょうか?
いつ容器に詰められたものでしょうか?
有効な塩素の成分はどのくらい残っているでしょうか?
確認して使っていますか?
次回は、次亜塩素酸水の空間除菌について投稿したいと思います。