手荒れがひどくなってしまったら💦

手が何となくカサカサしている程度であれば、保湿剤やハンドクリームによるスキンケアで回復する事もありますが、ひどい手荒れの場合は、OTC医薬品などを活用してきちんと治療する必要がｓります。

 

 

ひどい手荒れでは、手の乾燥が進んで手指にヒリヒリした痒み・痛みが出て来たり、赤みやぶつぶつなどの手湿疹の症状が出てくることがあります。

これらの症状は、手荒れが進行して皮膚に炎症が起きているサインです。このような炎症症状が出た時は、ステロイド外用剤で炎症を抑える治療が必要です。十分な強さのステロイド外用剤を使ってすみやかに症状を抑えましょう。

 

 

また、手の甲や指の関節部分などは皮膚に亀裂が入って、いわゆるあかぎれのような状態になる事もあります。

傷になっている部分や出血している部分には、抗菌剤を使って治療するなど、部位ごとに治療薬を使い分けるとよいでしょう。

 

 

ステロイド外用剤による治療によって、炎症症状が治まり、皮膚が正常な状態へと一旦回復したら、保湿剤によるスキンケアを習慣づけ、肌のバリア機能を維持していく事が大切です。